講義内容
TU Delft(デルフト工科大学)が提供する「持続可能なエネルギー」。このコースはデルフト工科大学の「 Sustainable Energy: Design A Renewable Future 」を翻訳し、日本語字幕をつけたものです。
持続可能なエネルギーへの世界的な移行が急務となっています。 持続可能なエネルギーとは尽きることのないエネルギー資源から得られるものです。持続可能なエネルギーに関する技術とは、風力、太陽光、バイオマスなどの再生可能エネルギー源の利用技術と、エネルギー効率を改善するための技術が含まれます。
本コースではエネルギーの使用量削減の可能性と、さまざまな再生可能エネルギー源を見ていきます。 その上で、従来型のエネルギーシステムに持続可能エネルギー源を統合し、将来的に 100% 持続可能となるエネルギーシステムを設計するエンジニアリングアプローチを学びます。Part 1 では世界のエネルギーの利用状況と、各種再生可能エネルギーの発電方法を見ていきます。
本コースはデルフト工科大学の Master プログラム「持続的なエネルギー工学 ( Sustainable Energy Technology )」の導入的位置づけとなっています。
メイン講師は Dr.ir. Arno Smetsh 博士。オンライン教育と学習におけるその優れた貢献が認められ、世界3大 MOOCS のひとつ「edX」が選定する「2016年 edX 賞 ( the first-ever edX Prize 2016 )」を受賞しています。
学習目標
以下の事項についての知識やスキルの習得が学習目標となっています。- 輸送、産業、建物におけるエネルギーの使用状況を知り、削減の可能性を検討する
- 風力、太陽光、バイオマスなど、さまざまな再生可能エネルギー源のポテンシャルを計算し、エネルギーシステムに統合する方法を学ぶ
- さまざまな持続可能エネルギー技術の利点と限界を理解する
- 100% 持続可能なエネルギーシステムの計画を設計する
学習内容
WEEK1: エネルギーの利用状況:
01) エネルギーの未来
02) Energy Units Conversion Table
03) 1.1 エネルギーの測定単位
04) 1.2 エネルギーの変換
05) 1.3 エネルギーキャリア
06) 1.4 エネルギーの使用(輸送)
07) 1.5 エネルギーの使用(建物)
08) 1.6 エネルギーの使用(産業)
WEEK2: 再生可能エネルギーの発電方法:
09) 2.0 Week 2 イントロダクション
10) 2.1 水力発電
11) 2.2 風力エネルギー
12) 2.3 太陽光エネルギー
13) 2.4 バイオマス・エネルギー
14) 2.5 Geothermal Energy
15) 2.6 潮力発電
16) 2.7 海流と波のエネルギー
17) 2.8 再生可能エネルギーの潜在量
WEEK3: エネルギー分析:
WEEK4: 持続可能なエネルギー政策:
WEEK5: 風力エネルギー:
WEEK6: 太陽エネルギー:
WEEK7: バイオマス・エネルギー:
WEEK8: 配電システムへの統合:
WEEK9: エネルギーの貯蔵:
- 分野
- 環境
- 前提となる知識
- 高校レベルの物理学(力学、熱力学)や数学(微積分)の基礎知識があると望ましいです
- 想定学習時間
- 3時間
- 修了認定テスト
修了証書発行 - なし
- 受講期間
- 期限なし
- 講座サンプル
講師
Dr.ir. Arno Smets
翻訳ボランティア
謝辞本コースの日本語翻訳は、下記のボランティアの方のご協力によるものです。ここに厚く感謝申し上げます。
小紫圭子様、佐藤美幸様、津田拓哉様、和田文絵様 (五十音順)
権利関係
この講座はクリエイティブ・コモンズ・ライセンスの下で提供されています。
Sustainable Energy:
Design A Renewable Future
Tu Delft(デルフト工科大学)
オランダ最古の工科大学で、ヨーロッパでも非常に高い評価を受けている名門校。土木工学、建築、航空宇宙学などがとくに有名。大学のロゴはギリシャ神話にある「プロメテウスの炎」を表しています。https://www.tudelft.nl/