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 TU Delft(デルフト工科大学)
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[TU Delft] 循環経済 Part 2
分野:社会課題、環境
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講義内容
TU Delft(デルフト工科大学)が提供する「循環経済」。
このコースはデルフト工科大学の「 Circular Economy 」を翻訳し、日本語字幕をつけたものです。

「循環経済( Circular Economy )」とは、「線形経済( Linear Economy )」にかわるものとして、注目されているものです。

線形経済は「調達( Take )→生産( Make )→消費( Use )→廃棄( Dispose )」という形でプロセスがリニアに進み、終わるものです。 現在の大規模な経済状況においては、直線経済は、もはや持続可能なモデルではありません。原材料の調達規模も廃棄物も、膨大になってきています。

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循環経済は、原材料の調達と廃棄物の生成の問題を、「ループを閉じる」ことによって改善することを目指すモデルです。循環経済を持続的に実現していくためには、新しい価値創造とビジネスモデルが必要です。また、研究者や設計者(デザイナー)は、ループの効率性を極限まで高めるために、さまざまなイノベーションの創造に、日々取り組んでいます。

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Part 2では、「再製造(Remanufacturing)」というビジネスや実際のプロセスについて、また、「バタフライ・ダイアグラム」による生物的・技術的なサイクルの理解、テキスタイル産業の循環経済事例などを学びます。 循環経済の概要と基礎的理解、そのビジネス価値とビジネスモデル、循環経済を支える技術開発の事例については、Part 1 をごらんください。

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このコースで、循環経済モデルの持続可能性を学び、より循環的な未来形成への可能性を考えていきましょう。
学習目標
  • 「線形経済( Linear Economy )」と「循環経済( Circular Economy )」の概念を理解する
  • 循環経済を持続的な活動していくための、ビジネス価値・ビジネスモデルを知る
  • 循環経済の効率を高めていくための多様な技術について、事例を通して知る
  • 再製造・リサイクルについて、事例を通して知り、考える
  • 「バタフライダイアグラム」を用いて、循環経済の総合的なプロセスについて考える
  • テキスタイル産業など、さまざまな事例を通じて、循環経済の実装状況について知り、考える
学習内容
本講座は動画講義を中心に、以下のように構成されています。
  • Module 4. Remanufacturing
  • Module 5. Waste = Food
  • Module 6. Thinking in Systems
Part 1 の内容)
  • Module 1. What is the circular economy?
  • Module 2. Business Value in a Circular Economy
  • Module 3. Longer Lasting Products
以下、詳細内容です。
Module 4. 再製造
36) 4.1.1 再製造業界の現状
37) 4.2.1 再製造とは?
38) 4.2.2 再製造のビジネス価値
39) 4.2.3 再製造のビジネス機会
40) 4.3.1 再製造設計がもたらす利益
41) 4.3.2 業界の視点:Meritor 社
42) 4.3.3 業界の視点:Actronics社
43) 4.4.1 再製造をはばむもの
44) 4.4.2 主要な研究課題
45) 4.8.1 探究
46) 4.8.2 『Growth Within:競争力のある欧州のための循環経済のビジョン』
Module 5. 資源の回収と再利用
47) 5.1.1 冷蔵庫のリサイクル
48) 5.1.3 バタフライ・ダイアグラム
49) 5.2.1 事例:Coolrec 社
50) 5.2.2 リサイクルプロセス
51) 5.3.1 循環型テキスタイル
52) 5.3.2 汚染を引き起こすテキスタイル産業
53) 5.3.3 循環型テキスタイルの実装
54) 5.3.4 化学的リサイクル
55) 5.3.5 循環型テキスタイルの障壁と機会
56) 5.3.6 テキスタイル業界のビジネスモデル
57) 5.4.1 自然に影響を受けたデザイン:エントロピー
58) 5.4.2 自然に影響を受けた建築 1
59) 5.4.3 自然に影響を受けた建築 2
60) 5.4.4 事例:インターフェイス社「ミッション・ゼロ」
61) 5.7.1 探究
62) 5.7.2 ファストファションの問題点
Module 6. 循環経済システム
63) 6.1.1 イントロダクション
64) 6.1.2 バタフライ・ダイアグラム
65) 6.2.2 次世代の循環経済
66) 6.3.1 循環経済による金属枯渇の防止
67) 6.3.2 都市鉱山
68) 6.3.3 循環経済による環境影響の軽減
69) 6.4.1 都市鉱山の探索
70) 6.4.2 循環経済のための都市鉱山
71) 6.5.1 循環経済実現への見通し 1
72) 6.5.1b 循環経済実現への見通し 2
73) 6.5.2 循環経済実現への見通し 3
74) 6.5.3 循環経済実現への見通し 4
75) 6.8.1 探究
76) 6.8.2 クリティカル・マテリアルとは?
77) 6.8.3 クリティカル・マテリアルの課題と解決
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分野 社会課題、環境
前提となる知識 とくになし
想定学習時間 3時間
修了認定テスト
修了証書発行
なし
受講期間 期限なし
講座サンプル
講師
Conny Bakker ( info ) 
David Peck ( info ) 
Ken Webster ( info ) 
翻訳ボランティア
謝辞
本コースの日本語翻訳は、下記のボランティアの方のご協力によるものです。ここに厚く感謝申し上げます。

井上美也子様、伊豫田 朱音様
ウォルトン みちよ様、大久保佐世子様
大下加奈恵様、大島 瑶子様
大谷一朗様、片山朝子様、小林一三様
木場 遥香様、椎名瞳様、志喜屋惟様
染谷広幸様、高尾昌子様
田中加奈子様、田中惠様、中山可南子様
野島由美様、松本 漠様、吉津美那子様
(50音順)
権利関係
この講座はクリエイティブ・コモンズ・ライセンスの下で提供されています。
Creative Commons logo with terms BY-NC-SA.
Circular Economy
Tu Delft(デルフト工科大学)
オランダ最古の工科大学で、ヨーロッパでも非常に高い評価を受けている名門校。土木工学、建築、航空宇宙学などがとくに有名。大学のロゴはギリシャ神話にある「プロメテウスの炎」を表しています。
https://www.tudelft.nl/



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