講座内容
AFP(フランス通信社:Agence France-Presse )が提供する World Academic Archive シリーズ!
本コースは「SDGs:陸の豊かさも守ろう 1」。生物多様性の危機から湿地火災で小さな命を守る奮闘、AIが支える農業の進化、気候変動で揺らぐミツバチやスパイス産地、干ばつに強いコメ「ジャスペ」の挑戦、森でのキノコ探索、違法な炭焼きのジレンマ、気候変動で消えゆく景観、ビーバーとの共存まで――陸の自然が直面する課題と未来への取り組みを幅広く紹介します。
ひとつのビデオの長さは1分前後で、飽きずに興味深く見ることができます。個人学習のほか、学校現場での授業導入や反転学習教材、学習支援の現場などでも、ぜひご利用ください。
AFP(フランス通信社:Agence France-Presse )が提供する World Academic Archive シリーズ!
本コースは「SDGs:陸の豊かさも守ろう 1」。生物多様性の危機から湿地火災で小さな命を守る奮闘、AIが支える農業の進化、気候変動で揺らぐミツバチやスパイス産地、干ばつに強いコメ「ジャスペ」の挑戦、森でのキノコ探索、違法な炭焼きのジレンマ、気候変動で消えゆく景観、ビーバーとの共存まで――陸の自然が直面する課題と未来への取り組みを幅広く紹介します。
ひとつのビデオの長さは1分前後で、飽きずに興味深く見ることができます。個人学習のほか、学校現場での授業導入や反転学習教材、学習支援の現場などでも、ぜひご利用ください。
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01. 生物多様性
多くの生物種が人間活動によって姿を消してきました。絶滅自体は自然な現象ですが、問題はその速度です。16世紀以降、とくに1900年以降に絶滅が加速し、生物多様性は深刻に減少しています。生態系のつながりが失われ、崩壊の兆しも見られる中、地球史上6度目の大量絶滅が進行している可能性があります。本動画では、その実態と原因、そして保全の必要性を考えます。
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02. 湿地火災
ブラジルのパンタナルでは、数百件の火災が生物多様性の宝庫を脅かしています。干ばつや農地拡大を目的とした火入れの中、ジャビルーコウノトリの巣が消防隊の尽力によって守られました。衛星が捉えた火災の広がりと、小さな命を救う現場の闘いは、この地でこれから続く試練と希望の両方を映し出しています。
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03. 農業とAI
インドの農業現場に、技術革新の兆しが広がっています。AIを活用し、水管理や施肥、気象への対応を最適化することで、収量と収益を高める農家が現れています。一方で、気候変動の影響や導入コストの壁も浮かび上がります。本動画では、農業を支える新技術の可能性と課題、そして農家の未来を描き出します。
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04. 気候変動とミツバチ
パキスタンでは、蜂蜜生産を支えるミツバチが急速に姿を消しています。森林の少なさや気候変動、不安定な天候が花と蜜源を奪い、養蜂は深刻な危機に直面しています。受粉を担うミツバチの減少は、食料や暮らしそのものに直結します。本動画では、現場の声を通して、その連鎖的な影響を伝えます。
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05. スパイスの危機
インドネシア・テルナテでは、長い歴史をもつクローブ栽培が気候変動の影響にさらされています。異常な降雨や乾燥により収穫は不安定となり、時間と費用をかけても利益が出ない状況が生まれています。生計の不安は農家を別の仕事へと向かわせ、地域の伝統的な農業基盤を揺るがしています。本動画では、天候の変化が産業と暮らしに及ぼす影響を追います。
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06. 干ばつに強いコメ
チリでは15年に及ぶ深刻な干ばつが続き、稲作の在り方が問われています。従来の水田栽培に代わり、研究機関と農家は耐乾燥性を高めた新品種と省水型の栽培法に挑戦しています。水使用量を抑えつつ、気候変動に適応するこの試みは、食料安全保障と環境配慮を両立させる新たな一歩です。本動画では、その転換の現場を紹介します。
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07. キノコハンター
米国ワシントン州では、研究者と愛好家が未知の菌類を探しています。地球上に存在するとされる菌類の大半は、いまだ記録されていません。しかし菌類は、生態系の基盤として生命をつなぐ重要な存在です。本動画では、科学者たちの調査現場と、菌類が生物多様性に果たす役割への新たな認識を紹介します。
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08. 炭焼きのジレンマ
シエラレオネでは、気候変動に脆弱な社会の中で、森林保護と生活の間に深刻な葛藤が生まれています。国立公園では、電力不足と貧困から違法な木炭生産に頼る人々が後を絶ちません。一方、市民主体の監視活動も始まっています。本動画では、生物多様性の要である森林を守る難しさと、地域社会が直面する現実を描きます。
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09. 消えていく景観
雪と氷に名を刻んできた米国の国立公園は、いま急速な変化に直面しています。氷河の消失、砂漠植物の衰退、海岸侵食など、温暖化は景観や生態系、文化的価値を揺るがしています。守るべきものが変わりゆく中で、公園は何を残し、どう向き合うのか。本動画では、各地の現場からその選択と葛藤を伝えます。
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10. ビーバーの活躍と被害
スコットランドでは、再導入されたビーバーをめぐり期待と反発が交錯しています。洪水緩和や生物多様性の回復に貢献する一方で、農地被害や高額な修復費用に苦しむ農家もいます。400年ぶりに戻った「生態系の技師」を、どこでどのように共存させるのか。本動画では、自然再生と人の暮らしの間で揺れる現場の声を伝えます。
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翻訳ボランティア 謝辞
本コースの日本語翻訳は、下記のボランティアの方々のご協力によるものです。
ここに厚く感謝申し上げます。
2025年度 前期
雲雀丘学園中学校・高等学校
翻訳ボランティア有志ご一同
本コースの日本語翻訳は、下記のボランティアの方々のご協力によるものです。
ここに厚く感謝申し上げます。
2025年度 前期
雲雀丘学園中学校・高等学校
翻訳ボランティア有志ご一同
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