[AFP WAA] SDGs：持続可能なまちづくり 1

講座内容
AFP（フランス通信社：Agence France-Presse ）が提供する World Academic Archive シリーズ！
本コースは「[AFP WAA] SDGs：持続可能なまちづくり 1」。SDGs の目標11である「住み続けられるまちづくりを」をテーマとしたコースです。

環境汚染や自然災害、紛争、不況など、多くの要因が人々の故郷を住みにくいものとしています。オーバーツーリズムや差別なども、住民たちの生活をおびやかします。いっぽう、高齢者を大切にしてその知恵に学んだり、コミュニティの自然環境をボランティアで改善したり、壊された施設を復興したり、それぞれの立場で街を住みやすくするための取り組みも行われています。

持続可能なまちづくりについて、世界のさまざまな課題や解決の取り組みを、AFP 通信のアカデミック動画ニュースで、見て行きましょう。ひとつのビデオの長さは１分前後で、飽きずに興味深く見ることができます。個人学習のほか、学校現場での授業導入や反転学習教材、学習支援の現場などでも、ぜひご利用ください。

	01. 汚染された都市パキスタンのラホールは世界でもっとも汚染され、大気の状態が最悪な都市のひとつであると宣言されています。光化学スモッグと大気汚染により、子どもたちと外に散歩に出かけることも危険になっています。住民たちは政府に解決を訴えています。
	02. 台風サバイバーフィリピンのアルバイ州。激しい台風で家を失った家族がいます。「洪水を避け、ここに引っ越してきたのに、また家が壊されました。もうどこも安全でないと思います」フィリピンは世界でもっとも気候変動の影響に弱い国のひとつです。
	03. 復興する図書館イラクのモスルは文化と知識の中心として発展してきました。イラクで最初の印刷機ができたのも、この都市です。ISとの紛争で大きな被害を受け、図書館、書店なども破壊されてしまいましたが、現在、歴史ある文学都市としての復興を進めています。
	04. 長寿都市如皋市では人口140万人のうち、100歳を超える多くの高齢者500人以上が元気で生活しています。市にはお年寄りを大切にし、円満な家庭を維持し、近所の人どうしで助け合う気風があり、人口増加率が低くなっている中国社会にとって、ひとつのモデルとなっています。
	05. よみがえるゴーストタウンベルギーのアントワープ港近くの小さな街ドゥールは、「ゴーストタウン」として世界に知られ、観光客の注目を集めています。しかし住民たちは街の再興を望んでいます。未来に新たなものを託せるような街にしたいのです。
	06. 墓地を守るロンドンのハイゲイト墓地。17万人が5万3千基の墓の中で眠る大規模なもので、カール・マルクスなど、歴史上の著名人の墓碑も多く存在します。墓碑は腐敗や自然の影響によって危機にさらされています。
	07. 持続可能なビーチタイのマヤ・ベイは、映画『ザ・ビーチ』の舞台となったことがきっかけで世界中から観光客が集中しました。その結果、いわゆるオーバー・ツーリズムにより、水中の生態系に影響が出てしまいました。当局は観光客に適切な説明や教育を行うことで、自然を守ろうとしています。
	08. ホームレス・ニューヨーカーニューヨークのホームレスの人数は、世界大恐慌以降でもっとも多くなりました。ホームレスを排斥するような動きも加速しています。しかし、家賃の上昇、精神面の問題など、彼らが路上生活を抜け出すには、さまざまな困難があります。
	09. 自給自足 Rob Greenfield さんはここ１年、食事にまったくお金を使っていません。100％、自然から採集したものか、庭で育てたもので自分の食べ物を用意しています。「自然こそ私の庭で、食品庫で、薬局です」と彼は言います。
	10. コミュニティ・ガーデンコロナ禍で園芸ブームが起こり、ロンドンの都市部に緑が増えています。都市部での農園、園芸、そして再緑化の促進が、より重要となっています。「Energy Garden プロジェクト」はロンドンの何万人という人々の毎日の通勤時間に彩りを与えています。

AFP WAAとは
AFP（フランス通信：Agence France-Presse）は、1835年に創立された、世界で最も長い歴史を持つ通信社であり、ロイター、AP通信とならんで、世界3大通信社のひとつです。

AFP WAA（AFP World Academic Archive）とは、幅広いジャンルと年代を網羅した10万点以上のニュース映像や約1,000万枚のフォトストックのアーカイブです。AFPの商用のコンテンツですが、Asuka Academy では AFP と提携のうえ教育向けのセレクションを行い、教育・学習利用に限って、日本語つきで無償で提供しています。

分野	SDGs
前提となる知識	とくになし
想定学習時間	1時間
修了認定テスト修了証書発行	なし
受講期間	期限なし
講座サンプル

学校での取り組みとして海外の教育コンテンツを
翻訳してみませんか？
ぜひこちらからお気軽にお問い合わせください。

翻訳ボランティア
謝辞
本コースの日本語翻訳は、下記のボランティアの方々のご協力によるものです。ここに厚く感謝申し上げます。

田嶋奏太様、加藤将太様、真壁慶多様
藤原秀真様、小林智将様、吹上慧様
奈良雄大様、磯野成吾様、増岡叶悟様

	01. 汚染された都市パキスタンのラホールは世界でもっとも汚染され、大気の状態が最悪な都市のひとつであると宣言されています。光化学スモッグと大気汚染により、子どもたちと外に散歩に出かけることも危険になっています。住民たちは政府に解決を訴えています。
	02. 台風サバイバーフィリピンのアルバイ州。激しい台風で家を失った家族がいます。「洪水を避け、ここに引っ越してきたのに、また家が壊されました。もうどこも安全でないと思います」フィリピンは世界でもっとも気候変動の影響に弱い国のひとつです。
	03. 復興する図書館イラクのモスルは文化と知識の中心として発展してきました。イラクで最初の印刷機ができたのも、この都市です。ISとの紛争で大きな被害を受け、図書館、書店なども破壊されてしまいましたが、現在、歴史ある文学都市としての復興を進めています。
	04. 長寿都市如皋市では人口140万人のうち、100歳を超える多くの高齢者500人以上が元気で生活しています。市にはお年寄りを大切にし、円満な家庭を維持し、近所の人どうしで助け合う気風があり、人口増加率が低くなっている中国社会にとって、ひとつのモデルとなっています。
	05. よみがえるゴーストタウンベルギーのアントワープ港近くの小さな街ドゥールは、「ゴーストタウン」として世界に知られ、観光客の注目を集めています。しかし住民たちは街の再興を望んでいます。未来に新たなものを託せるような街にしたいのです。
	06. 墓地を守るロンドンのハイゲイト墓地。17万人が5万3千基の墓の中で眠る大規模なもので、カール・マルクスなど、歴史上の著名人の墓碑も多く存在します。墓碑は腐敗や自然の影響によって危機にさらされています。
	07. 持続可能なビーチタイのマヤ・ベイは、映画『ザ・ビーチ』の舞台となったことがきっかけで世界中から観光客が集中しました。その結果、いわゆるオーバー・ツーリズムにより、水中の生態系に影響が出てしまいました。当局は観光客に適切な説明や教育を行うことで、自然を守ろうとしています。
	08. ホームレス・ニューヨーカーニューヨークのホームレスの人数は、世界大恐慌以降でもっとも多くなりました。ホームレスを排斥するような動きも加速しています。しかし、家賃の上昇、精神面の問題など、彼らが路上生活を抜け出すには、さまざまな困難があります。
	09. 自給自足 Rob Greenfield さんはここ１年、食事にまったくお金を使っていません。100％、自然から採集したものか、庭で育てたもので自分の食べ物を用意しています。「自然こそ私の庭で、食品庫で、薬局です」と彼は言います。
	10. コミュニティ・ガーデンコロナ禍で園芸ブームが起こり、ロンドンの都市部に緑が増えています。都市部での農園、園芸、そして再緑化の促進が、より重要となっています。「Energy Garden プロジェクト」はロンドンの何万人という人々の毎日の通勤時間に彩りを与えています。