講座内容
この講義は MIT による学習講座、「 フェイクとファクト ( Sorting Truth From Fiction: Civic Online Reasoning )」を日本語化したものです。
私たちは毎日、オンラインを通じて大量の情報にさらされていますが、ただ受動的に情報を得ているだけでは、それがファクトなのかフェイクなのか、みきわめるのは困難です。仕事や生活の限られた時間の中で、情報の信頼性を迅速かつ効果的にフィルタリングするためには、ノウハウがあります。
このコースではプロのファクトチェッカーが、オンラインの情報を効率的にフィルタリングして、その真偽を識別する方法と戦略を学びます。
元々は教師用のコースで、生徒に「デジタルメディアリテラシー(Civic Online Reasoning、さまざまな情報の真偽を見分ける現代市民としてのリテラシー)」を子どもたちに教えるためのものですが、現代社会の市民がもつべきリテラシーを学ぶために、幅広い受講生のみなさんにぜひご受講いただきたいと思います。
学習目標
★前提知識:とくに示されていません。
この講義は MIT による学習講座、「 フェイクとファクト ( Sorting Truth From Fiction: Civic Online Reasoning )」を日本語化したものです。
私たちは毎日、オンラインを通じて大量の情報にさらされていますが、ただ受動的に情報を得ているだけでは、それがファクトなのかフェイクなのか、みきわめるのは困難です。仕事や生活の限られた時間の中で、情報の信頼性を迅速かつ効果的にフィルタリングするためには、ノウハウがあります。
このコースではプロのファクトチェッカーが、オンラインの情報を効率的にフィルタリングして、その真偽を識別する方法と戦略を学びます。
元々は教師用のコースで、生徒に「デジタルメディアリテラシー(Civic Online Reasoning、さまざまな情報の真偽を見分ける現代市民としてのリテラシー)」を子どもたちに教えるためのものですが、現代社会の市民がもつべきリテラシーを学ぶために、幅広い受講生のみなさんにぜひご受講いただきたいと思います。
学習目標
- プロのファクトチェッカーがフェイクとファクトを見分けるために使っている2つの重要な実践方法、「横読みとクリック抑制」を学びます。
- オンライン上の情報を、情報源の信頼性に焦点を当てて評価します。
- Web サイト評価チェックリストなど、一般的なオンライン情報リテラシーへのアプローチは、オンラインで真実とフィクションを区別するうえで、効果的な方法ではありません。その理由を学びます。
- 「フェイクとファクト」コースの無料リソースを使用して、オンラインの評価に関する効果的な戦略を生徒に教えます。
- 教室やカリキュラム全体でデジタルメディアリテラシーを教えるための授業計画やカリキュラムの戦略を作成します。
★前提知識:とくに示されていません。
学習内容
| ユニット1:ファクトチェッカーの検索に学ぶ |
|---|
| 01)1.1.1 学習目標 |
| 02)1.1.2 インストラクターより |
| 03)1.1.3 コースの概要 |
| 04)1.1.4 ユニット1の概要 |
| 05)1.3.2 報告の概要:生徒のベースラインスキルの評価 |
| 06)1.3.3 報告 タスク1:二酸化炭素の科学と情報源の特定 |
| 07)1.3.4 報告 タスク2:銃政治とウィキペディアの理解 |
| 08)1.3.4 報告 タスク2:銃政治とウィキペディアの理解 |
| 09)1.3.5 報告 タスク3:不正投票とビデオの威力 |
| 10)1.3.6 振り返り |
| 11)1.4.1 ファクトチェッカーの検索に学ぶ |
| 12)1.5.1 デジタルメディアリテラシー(COR) |
| 13)1.5.2 COR を導く3つの質問 |
| 14)1.5.3 COR カリキュラムの効果 |
| 15)1.5.4 COR が重要である理由 |
| 16)1.5.5 COR に関する Web サイトの紹介 |
| 17)1.6.1 課題:生徒のベースラインスキルの評価 |
| 18)1.6.2 振り返り |
| 19)1.7.1 ユニット1の文献・資料 |
| ユニット2:横読みとクリック抑制 |
|---|
| 20)2.1.1 ユニット2へようこそ! |
| 21)2.1.2 横読みとクリック抑制について |
| 22)2.2.1 横読みとは何か |
| 23)2.2.2 チェックリストの課題 |
| 24)2.2.3 アクティビティ パート1:チェックリストと横読み(CRAAPテスト) |
| 25)2.2.3 アクティビティ パート1:チェックリストと横読み(横読みの説明) |
| 26)2.2.4 実際の声:横読みと縦読み |
| 27)2.2.5 権威と視点の評価 |
| 28)2.2.6 権威の評価、深掘り |
| 29)2.2.7 横読みのヒント |
| 30)2.3.1 アクティビティ:横読みの練習 |
| 31)2.3.2 横読みの練習パート1:GOPTeens |
| 32)2.3.2 横読みの練習パート1:gopteens |
| 33)2.3.3 横読みの練習パート2:ロイス・ベケット |
| 34)2.3.3 横読みの練習パート2:ロイス・ベケット |
| 35)2.3.4 横読みの練習パート3:オデッセイ・オンライン |
| 36)2.3.4 横読みの練習パート3:オデッセイ・オンライン |
| 37)2.3.5 横読みの練習 振り返り |
| 38)2.4.1 練習スペース:横読みのサポート |
| 39)2.4.2 報告:横読みのサポート |
| 40)2.4.3 振り返り |
| 41)2.5.1 クリック抑制を使用する理由 |
| 42)2.5.2 よりよい情報源のためのクリック抑制 |
| 43)2.5.3 検索エンジンの仕組み |
| 44)2.5.4 検索結果ページの探索 |
| 45)2.5.5 アクティビティ パート1.1:クリック抑制の練習 |
| 46)2.5.6 アクティビティ パート1.2:クリック抑制の練習 |
| 47)2.5.7 アクティビティ パート2.1:クリック抑制の練習 |
| 48)2.5.8 アクティビティ パート2.2:クリック抑制の練習 |
| 49)2.5.9 クリック抑制の練習、報告 |
| 50)2.6.1 モデルレッスンを教える |
| 51)2.6.2実際の声:パンデミック中の授業 |
| 52)2.7.1 ユニット2の文献・資料 |
| ユニット3:エビデンスの評価 |
|---|
| 53)3.1.1 ユニット3へようこそ! |
| 54)3.1.2 ユニット3の概要 |
| 55)3.2.1 エビデンス評価の概要 |
| 56)3.2.2 CrashCourse:エビデンス評価 |
| 57)3.3.1 アクティビティ:エビデンス評価の練習 |
| 58)3.3.2 アクティビティ1:シリアの子どもたちの状況 |
| 59)3.3.3 アクティビティ2:コロラド川河口 |
| 60)3.3.4 アクティビティ3:ニュースづかれ |
| 61)3.3.5 アクティビティ4:イランでの抗議活動 |
| 62)3.4.1 写真の評価 |
| 63)3.4.1 写真の評価 |
| 64)3.4.2 逆画像検索 |
| 65)3.4.3 ビデオの評価 |
| 66)3.4.4 CrashCourse:写真とビデオの評価 |
| 67)3.4.5 データとインフォグラフィックスの評価 |
| 68)3.4.6 CrashCourse:データとインフォグラフィックスの評価 |
| 69)3.5.1 オンライン上で、指導用のエビデンス例を見つける |
| 70)3.5.2 アクティビティ:オンライン上のフェイク情報例を見つける |
| 71)3.6.1 演習スペース:エビデンス評価のための指導の調整 |
| 72)3.6.2 演習スペースの報告 |
| 73)3.6.3 演習スペースのディスカッション |
| 74)3.7.1 課題:エビデンス評価を教える |
| 75)3.8.1 ユニット3の文献・資料 |
| ユニット4:デジタルメディアリテラシーの実践 |
| 76)4.1.1 ユニット4へようこそ! |
| 77)4.2.1 教科間でのデジタルメディアリテラシー(COR)の統合 |
| 78)4.2.2 実際の声:同僚との COR の協働 |
| 79)4.2.3 アクティビティ:自分の教育における COR |
| 80)4.2.4 実際の声:カリキュラムと COR の適合 |
| 81)4.3.1 演習スペース:形成的評価 |
| 82)4.3.2 演習スペースの報告 |
| 83)4.3.3 演習スペースの報告 タスク1:Covid-19 Health |
| 84)4.3.4 演習スペースの報告 タスク12:刑事司法改革 |
| 85)4.3.5 演習スペースの報告 タスク3:アトランタの少年兵 |
| 86)4.3.6 生徒にフォーカスした演習スペースの報告 |
| 87)4.3.7 振り返りと議論 |
| 88)4.4.1 COR を学ぶ同僚のサポート |
| 89)4.5.1 考え方の変化 |
| 90)4.6.1 COR の統合計画 |
| 91)4.7.1 ユニット4の文献・資料 |
|
翻訳ボランティア
謝辞
本コースの日本語翻訳は、下記のボランティアの方々のご協力によるものです。ここに厚く感謝申し上げます。
ウォルトン 美千代様、大久保佐世子様
椎名瞳様、染谷 広幸様、野崎映美里様
三田仁様 (50音順)
謝辞
本コースの日本語翻訳は、下記のボランティアの方々のご協力によるものです。ここに厚く感謝申し上げます。
ウォルトン 美千代様、大久保佐世子様
椎名瞳様、染谷 広幸様、野崎映美里様
三田仁様 (50音順)
権利関係
Asuka Academy は MIT(マサチューセッツ工科大学)オープンコースウェアと日本で初めてのオフィシャルパートナーシップを締結し、サポートを受けています。
MIT OpenCourseWare supports the efforts of Asuka Academy, which is an independent organization translating the materials through its own processes, with its own staff, using its own resources.
この講座はクリエイティブ・コモンズ・ライセンスの下で提供されています。
[MIT] フェイクとファクト
Justin Reich, Sam Wineburg. Sorting Truth From Fiction: Civic Online Reasoning.
Sep 11, 2023.
Massachusetts Institute of Technology: MIT OpenCouseWare, https://ocw.mit.edu/.
Stanford University, Civic Online Reasoning, https://cor.stanford.edu/creative-commons/.
License: Creative Commons BY-NC-SA
Asuka Academy は MIT(マサチューセッツ工科大学)オープンコースウェアと日本で初めてのオフィシャルパートナーシップを締結し、サポートを受けています。
MIT OpenCourseWare supports the efforts of Asuka Academy, which is an independent organization translating the materials through its own processes, with its own staff, using its own resources.
この講座はクリエイティブ・コモンズ・ライセンスの下で提供されています。
[MIT] フェイクとファクト
Justin Reich, Sam Wineburg. Sorting Truth From Fiction: Civic Online Reasoning.
Sep 11, 2023.
Massachusetts Institute of Technology: MIT OpenCouseWare, https://ocw.mit.edu/.
Stanford University, Civic Online Reasoning, https://cor.stanford.edu/creative-commons/.
License: Creative Commons BY-NC-SA
MIT(マサチューセッツ工科大学)
1865年設立のアメリカの私立大学。さまざまな世界大学ランキングで常にトップクラスを占め、多数のノーベル賞受賞者も輩出しています。ハーバード大学とは3kmという近さ。
https://web.mit.edu/
MIT は世界ではじめての OCW サイト(正規授業のWEB公開)を立ち上げており、2,500 以上のコースが公開され、サイト訪問者は毎月 200 万人以上となっています。 (参考)
https://ocw.mit.edu/index.html
1865年設立のアメリカの私立大学。さまざまな世界大学ランキングで常にトップクラスを占め、多数のノーベル賞受賞者も輩出しています。ハーバード大学とは3kmという近さ。
https://web.mit.edu/
MIT は世界ではじめての OCW サイト(正規授業のWEB公開)を立ち上げており、2,500 以上のコースが公開され、サイト訪問者は毎月 200 万人以上となっています。 (参考)
https://ocw.mit.edu/index.html