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 事例:翻訳ボランティア | 赤十字語学奉仕団
日本赤十字語学奉仕団 赤十字語学奉仕団さまは、語学を活用して、赤十字人道の理念に基づいた社会福祉・人道に関わる通訳・翻訳活動や赤十字の事業支援、障がい者支援など、さまざまな活動をされているボランティア団体です。
教育を無償で提供する Asuka Academy の活動趣旨にご賛同いただき、環境教育に関わるコンテンツとしてデルフト工科大学の「廃水処理」講座や「太陽エネルギー」講座の翻訳にご協力を頂いています。
赤十字語学奉仕団の活動内容と、Asuka Academy への翻訳ご協力について、お聞きしました。
赤十字語学奉仕団とは
世界各地で国境を超えて活動する赤十字。日本においても災害援助、医療、血液事業、救急法等の普及、青少年国際交流事業、社会福祉施設運営など幅広い人道的事業を行っています。

赤十字語学奉仕団は、赤十字傘下にある日本赤十字社の自主運営のボランティアグループの一つで、2015年に設立50周年を迎えました。東京で開かれた国際身体障がい者スポーツ大会における通訳ボランティアを母体として設立され以来、語学を活用したボランティア活動や様々な自主研修などを通し、赤十字が理想とする人道の精神と国際的視野を備えたボランティアになることを目指して活動しています。

語学奉仕団 紹介URL:
http://www.tok-lanserv.jp/index.html
主な活動は以下の観点からの通訳・翻訳が中心になります。
赤十字の事業を支援する活動
  • 海外赤十字社の招待プログラム企画立案、進行補佐、随行通訳、送迎など
    (例として、2年に一度開催されるアジア諸国の青少年と日本の高校生との交流イベントがあります。)
  • 災害救護、国際赤十字活動などに関する赤十字関連資料、文書の翻訳
社会福祉・人道にかかわる活動
  • 社会福祉や人道、医療などに係る資料国際会議やイベントでの通訳、関連文書の翻訳
  • アフリカ、東南アジアなどの子どもたちへの日本語絵本の翻訳、など
障がい者の支援活動
  • 海外から来日する障がい者の介助、学習支援、通訳ガイド、交流プログラムの企画、運営など
  • 海外から来日する障がい者向けの東京近郊Webページの作成・公開
翻訳参加への経緯
Asuka Academy 様から翻訳依頼を頂き、弊団の役員会を経、引き受けを決定させていただきました。役員会の結果、教育を無償で提供する Asuka Academy 様の活動は基本的に赤十字の精神・趣旨に合致しており、ぜひご協力させて頂きたいが、翻訳させていただく内容は、より公共性が高く、発展途上国への適用も考えられるコースを希望する旨お伝えしました。その結果、オランダ・デルフト工科大学「廃水処理コース」をご紹介頂き、発展途上国の最低限の生活をささえるインフラの一つである水問題へ貢献しうる内容と考えられることから、第一弾として翻訳をお受けいたしました。
取り組み体制と経験談
オランダ・デルフト工科大学「廃水処理コース」の翻訳に、赤十字語学奉仕団11名のメンバーが訳者として参加いたしました。メンバーの翻訳経験はさまざまではありましたが、6月のコース開始をめざし、団内の翻訳コーディネーターがとりまとめ役となり、2か月弱、講義スクリプトの翻訳ご協力させて頂きました。以下に経験談を三つご紹介いたします。

翻訳には専門知識が必要であったため、受講者の方にターミノロジー(専門用語)をより正確に伝えられるよう、Asuka Academy 様事務局との密な連携を通し、共通の単語帳や翻訳のルール作りを実施。翻訳メンバー内で共有を推進し浸透するよう努めました。翻訳作業と並行し、情報共有しやすくするためIT環境の利用も進め、ようやく納入させて頂きました。現在は開講を確認し、事務局およびメンバーの積極的な支援に熱烈感謝。同時に新しいことにチャレンジできたという「満足感」でいっぱいです。(TH翻訳コーディネーター談)

廃水処理の大学レベル講義を翻訳ということで当初素人の私には荷が重いとは思いましたが、まず英語ビデオを3回見て全体のイメージと講義構成を理解するとともに、ネットや図書館で廃水処理の常識を勉強しました。自分の翻訳が正しいのかという疑問には、都度ネットで技術的な事柄を調べに行くなど、従来にも増し各種ウェブサイトを利用しました。翻訳用語の統一がキーでしたが、訳語が適切か、英語のままで良いか省略語を使うかなどは、用語統一シートを皆で共有することによりレベルを上げていけたと思っています。字幕として画面に表示された時のわかりやすさを自分なりに想像するなど、チャレンジングで充実感が得られたプロジェクトでした。(SN翻訳者談)

水処理に関する大学の講義の翻訳ということで、まずは基本的な知識を習得すべく、図書館で関連する本を借り、インターネットで内容を検索した上で翻訳に臨みました。ある程度内容を理解するまでにかなり時間がかかりましたが、おかげで勉強になりました。このような機会がなければきっとこんなに勉強しなかったと思います。 外国の大学の講義がこんなに手軽に、しかも無料で視聴できるというのは考えてみるとすごいことです。日本で多くの方が視聴されることを期待しつつ、今後も時間の都合がつけばまた翻訳に参加したいと思います。(MT翻訳者談)
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翻訳ボランティア募集について
Asuka Academy で公開していく講座について、英語から日本語への翻訳をしてくださるボランティアの方々を広く募集しています。
作業は無理のないボリュームで分担し、複数の人で確認を重ね、専門家の方にも最終チェックいただきます。英語のスクリプト台本がありますので、リスニングに自信のない方でもだいじょうぶです。
世界最先端の学びを、あなたの翻訳で日本に紹介してみませんか? ぜひたくさんの方にご参加頂きたいと思います。ご興味のある方はお気軽に「お問い合わせ」フォームからお問い合わせください。
※お問い合わせ項目から「ボランティア参加について」を選んでください。

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