講座内容
AFP(フランス通信社:Agence France-Presse )が提供する World Academic Archive シリーズ!
本コースは「SDGs:ジェンダーの平等 2」。女性たちの声に光を当てるソマリアのメディアや、偏見とたたかう人たち、法の枠組みに挑むトランスジェンダーの人々の姿から、ジェンダーにまつわる多様な課題を見つめます。さらに、ボリビアの高地を民族衣装で登る女性登山者たちや、公共空間での排除に抗議する母親たちの行動など、自由と尊厳を求める日常にも焦点を当てます。
アフガニスタンで言論の灯を守り続ける女性記者たち、国際女性デーに各地で響いた平等への声、銃社会アメリカで女性の自立を支える訓練、家庭内暴力に対する草の根の支援活動、そしてサウジアラビアで整備士として働く女性たち――世界の各地で立ち上がる人々の姿を通じて、ジェンダーを問わず誰もが尊重される社会の実現に向けた道のりを、多角的に学びます。
ひとつのビデオの長さは1分前後で、飽きずに興味深く見ることができます。個人学習のほか、学校現場での授業導入や反転学習教材、学習支援の現場などでも、ぜひご利用ください。
AFP(フランス通信社:Agence France-Presse )が提供する World Academic Archive シリーズ!
本コースは「SDGs:ジェンダーの平等 2」。女性たちの声に光を当てるソマリアのメディアや、偏見とたたかう人たち、法の枠組みに挑むトランスジェンダーの人々の姿から、ジェンダーにまつわる多様な課題を見つめます。さらに、ボリビアの高地を民族衣装で登る女性登山者たちや、公共空間での排除に抗議する母親たちの行動など、自由と尊厳を求める日常にも焦点を当てます。
アフガニスタンで言論の灯を守り続ける女性記者たち、国際女性デーに各地で響いた平等への声、銃社会アメリカで女性の自立を支える訓練、家庭内暴力に対する草の根の支援活動、そしてサウジアラビアで整備士として働く女性たち――世界の各地で立ち上がる人々の姿を通じて、ジェンダーを問わず誰もが尊重される社会の実現に向けた道のりを、多角的に学びます。
ひとつのビデオの長さは1分前後で、飽きずに興味深く見ることができます。個人学習のほか、学校現場での授業導入や反転学習教材、学習支援の現場などでも、ぜひご利用ください。
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01. スタートアップの仕事
ソマリアの首都モガディシュで、女性たちが声をあげています。全員女性のスタートアップ「Bilan Media」は、性暴力や家庭内暴力といった社会問題を、女性自身の視点から取材・発信しています。取材から編集までを担う記者たちは、スマートフォン片手に“声なき声”に光を当て、変化を生み出そうとしています。
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02. フェイク情報
16歳のモデルでファッションデザイナー、そして活動家でもあるデズモンド・ナポレスさん。その顔写真が虚偽のTシャツ画像に加工され、LGBTQへの偏見をあおるプロパガンダに利用されました。存在しない商品の偽広告、広がる陰謀論、そして深まる差別。個人の尊厳を踏みにじる情報操作が、現実の傷と恐怖をもたらしています。
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03. 平等を求めて
カチサラ・スリダコット医師は、自らの性を表現するために長年闘ってきました。タイではLGBTQに寛容なイメージがありますが、法的な性別変更は認められていません。医学生時代、望む服装が許されず、心と異なる性の制服を着なければならなかったといいます。学歴や能力を持ちながら職を拒まれる仲間も多いのです。
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04. 登山の開放
「伝統衣装の女性に山は登れない」と言われながら、彼女たちは夜明け前に頂上を目指しました。女性登山隊「チョリータス」は、自らの足で6,088メートルのワイナ・ポトシを登頂しました。「空を飛ぶようだった」と語る彼女たちの姿は、同じ民族の女性たちに勇気を与え、誇りと共にさらなる高みを目指しています。
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05. 公共空間での平等
超正統派の町ブネイ・ブラクで、女性たちが行進しました。バスで後部座席を強要されるなどの差別が相次ぐ中、「私たちは人口の51%です」と声をあげ、公共空間からの排除に抗議しています。10歳の娘の未来を案じる母親の姿もありました。誰もが平等に社会の一員であるという当たり前の権利が、静かに、しかし力強く訴えられています。
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06. メディアと女性
アフガニスタンでは、女性ジャーナリストの8割以上が職を失いました。情報へのアクセスは困難を極め、発信には許可が必要なこともあります。彼女たちは「最後の瞬間まで働く」と決意を語ります。先人たちが切り拓いてくれた道を、今度は自分たちが次の世代へつなぐ。その思いが、抑圧の中でも灯を絶やさぬ原動力となっています。
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07. 世界の「女性デー」
東京、カブール、マニラ、ジャカルタ、パリ、そしてキーウ――国や状況は違っても、女性たちの声は共鳴しています。教育の制限、差別的な改革、通りを歩くことすら不安な現実。それでも「恐れのない社会」「表現できる場所」を求め、世界中の女性たちが一斉に声をあげた国際女性デー。その思いは、日常を少しずつ変えていきます。
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08. 銃を持つ権利
テキサス州で銃器インストラクターを務めるシンディ・スコットさん。特に女性を対象に自己防衛の技術を教えています。離婚や一人暮らし、不安を抱える状況にある女性たちが、自信と安心を得るために銃を手に取ります。男性中心の射撃場では感じていた威圧感も、彼女の教室では和らぐといいます。銃という存在が、アメリカ社会の中で女性の「力」となるひとつの場面が、ここにあります。
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09. 家庭内暴力
モザンビークの村で、怒りにまかせて妻に手を上げようとした男性を、2人の女性警官が素早く制止します。これは訓練ですが、実際の現場でもこうした介入が行われています。女性専用の地域警備隊「レムジカ」は、対話を重視しながら家庭内暴力の防止と意識改革に取り組んできました。「ひとりの女性の問題は、すべての女性の問題」とレムジカは考えます。
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10. カー・メカニック
かつて運転すら許されなかったサウジアラビアの女性たちが、今や整備士として車の下に潜り、エンジンに向き合っています。ジェッダの修理工場では、女性たちが男性と並んでオイル交換や点検を行い、顧客の信頼を集めています。「夢だった自動車の世界へ、すぐに応募しました」と語る整備士も。自らの手で道を切り開くその姿は、確かな変化を物語っています。
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翻訳ボランティア 謝辞
本コースの日本語翻訳は、下記のボランティアの方々のご協力によるものです。
ここに厚く感謝申し上げます。
岡山県立総社南高等学校
2024年度 国際系1年次
翻訳ボランティア有志ご一同
本コースの日本語翻訳は、下記のボランティアの方々のご協力によるものです。
ここに厚く感謝申し上げます。
岡山県立総社南高等学校
2024年度 国際系1年次
翻訳ボランティア有志ご一同

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